車に彼が戻ってきた時、
正常なやりとりができる状態じゃなかった私を見て、
彼はかなり驚いて、とまどっていたと思う。

で、必死に
「ごめんね。大丈夫?」
を繰り返しても、私はうなずくだけ。

「大丈夫じゃないよね?」
って言われても、やっぱりうなずくだけ。

彼「おなかすいた?」
私、うなずく。

彼「何食べたい?」
私、うなずく。

彼「あぁ〜ホントにごめんね。怖かったんだよね。ごめんね。」
私、うなずく。

みたいな。

彼が私に触れても、ちょっと震えてたらしい。
で、体が冷え切ってたんだって。
たしかに、彼は温かかったような気がするんだけど、
ちょっと触れられるのが無理で、怖くて、耐え切れなくて、
心配してくれる彼すら拒否しちゃう始末。

そんで、彼が珍しく1人でしゃべりとおして、
寮の近くのめちゃくちゃおいしいお好み焼き屋さんについた。

駐車しても、すぐに外に出られない私。
相変わらず、基本、うなずくだけで精一杯。
でも、車の中で、辛抱強く彼が待ってくれて、
なんとか言葉が交わせる状態になってきた。

徐々に彼のことも受けいれられるようになってきて、
やっと、手を繋がれても大丈夫になった。

そしたら、今度は半泣きの私。
この時の感情も情景も、うっすらとしか覚えてなくて、
よっぽどストレスだったんだろうなぁ。って思うんだけど、
怖いと、温かいと、、彼が反省してたなぁ、、
とかしか覚えてない。

で、思ったのが、

「とにかく、楽しく過ごさなくちゃ。
 私達には時間がないんだから。
 一緒にいるなら、楽しく過ごさなくちゃ。」

だった気がする。

だから、気持ち切り替えて頑張るから、
できれば、私のことを理解して、思いやってほしいな、
ってことを伝えたみたいで、お好み焼き屋さんに入った。

で、鉄板かテーブルかって言われたんだけど、
やっぱ、もんじゃも食べたいし、鉄板でしょ!って思ってたの。
したらね、べらぼうに待つわけだよ。
ビックリするぐらい待ってて、1時間ぐらいして、
「やっぱり、テーブルでお願いします。」
って言いに行ったら、テーブルも最後の1席。危ない!
次のお客さんが入ってきて、「テーブル」とか言われたら、
もっと待つ所だった・・・。

で、今回頼んだのが、

・・・

・・・


・・・?


なんだっけ。。。?(汗)


あっ!チヂミ!海鮮チヂミと・・・
ツナマヨ?あれ?なんだっけなぁ。。。
なんか、めっちゃおいしかったんだけど・・・
忘れちゃったけど、お好み焼き!!

あと、サラダ。

とドリンクバー。

これだけで、相当お腹いっぱい。
あのね、めちゃくちゃ大きいと思うんだよね・・・。
1人1枚食べきれないんじゃない?っていう量。

だから、相当満腹。

その食事中、彼はひたすら頑張る。

「ドリンクバー取りに行くよ?何がいい?」

って何度も行ってくれたし、
注文もしてくれたし、

「寒くない?」

って何度も気にしてくれたし、

結構、いつも無言で(必死で喰らいついてるから)食べてるんだけど、
「おいしいね。」
って言いながら食べてくれてたし、
私が「おいしい!」
って喜んで食べてるのを見て、
「ホントに嬉しそうに食べてるね。」
とか見ててくれてるし。←珍しい。

きっと、さっきのことを気にしてくれてるんだろうなぁ。。
って思って、ちょっとだけ心がほっこりしたのでした。

つづく。

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